ミシェル・ルグラン
- Kazeyoshi Uno
- 2019年1月29日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年1月31日
かつて、映画監督になりたくて九州の片田舎から上京した身としては、映画音楽の世界にも自分なりに楽しみを見出し、思うところがあるわけで、1/26に亡くなったミシェル・ルグランは、僕にとって、大きな大きな、とっても偉大な存在。むしろ、同時代に生きていられたことが奇跡に思えてくる。
映画やミュージカルの音楽を手がけるだけでなく、ジャズ・ピアニストとしてもそうそうたる面々と超一流の活躍をしていたルグラン。
後年にはボイス・トレーニングも受けて、歌う事にも熱意を注いでいたというから、本当にすごいバイタリティの持ち主だ。
モリコーネやニノ・ロータのイタリアの二大巨頭、ヘンリー・マンシーニ、バカラック、そしてルグラン、アンドリュー・ロイド・ウェバー....。僕の指標となるフィルム/ミュージカルのコンポーザーたち。
演劇や映像作品にミュージシャンとして携わり、歌や曲を書き下ろしするようになってから、本当に彼ら偉大なる先人たちの仕事っぷり、職人としての凄さが、まじまじと僕を魅了してやまない。 ミシェル・ルグランの功績は、地球上の芸術・音楽の歴史的遺産であることは間違いない。
僕は心底そう思う。
しばらくまた、映画音楽に浸る日々が続くでしょう!
素晴らしい映像と音楽の寄り添い結びつき。絡み合い。
ルグラン師匠、あなたがいてくださって本当によかった!
あなたがその魔法で、この世界にどれだけ彩りと潤いを与えてくださったことか!
心から感謝を捧げます。
どうぞ安らかに。

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